コミケ日記Ⅱ

・さて、同人STG作者が集まって忘年会兼新年会をやったわけですが
 (20時から始まり翌日元旦4時まで)
 これがもう大変すごかった。
 何がすごいのかというと何から何までイベントが凝縮していたので、
 本当に何の飲み会なのだろうか…とか疑うぐらい面白かったです。
 
  じるるん「開始早々、言っておかねばならぬことがあるのですが…」
  私「な、なんでしょうか…」
  じるるん「我々は直前のついったーやネットからの情報で国際展示場駅出口隣のサンクスで、「くわないか?フランク」がでていることをしっていました。」
  やすうぇあ「しかしあろうことか我々は見つけることができなかった…!」
  なる「むしろそれが現世に存在していたという証拠さえもつかむ事ができなかった!」
  じるるん「あのポスターのフランクの角度が芸術的であったというのに…!」
 
 そこまでいうと、私たちの席に顔を向け、一心にSTGのノウハウを聞き出そうとしていた、
 Aquidさんは、物言わぬ人形のように表情が凍り付いてしまい、
 居たたまれない気持ちになった私は、一人静かに彼に向かって「すいません」とこうべを垂れると、
 以降はこのテーブルなど無かったかのようにこちらに興味を示すことは無かったのです。
 
  じるるん「そういえばS3さん、OHBA君から伝言を頼まれました」
  わたし「な、なんでしょう・・・?」
  じるるん「しゃぶれよ」
 
 あまりに満面の笑みでじるるんさんがそういうので、OHBAさんじゃなくてじるるんさんの願望なんじゃないかと疑いました。
 特にフランクの話題の後だったわけで。
 全くこのメンバーでのみに来ると、毎回必ずこういった話題が出てくるため、
 色々なひとに勘違いされているのではないか、
 いつか悲惨な事故が起きてしまうのではないかとひやひやしておりますが、
 もちろん黙っておきました。
 それと、光路郎さんはものすごい速さでビールを消費していくのですが、
 わたしがつぐ度、
 
  光路郎「清純派女子高生のワカメビール!!」
 
 と常人には理解できない言語で話しかけてきて、とても凄い人だと思いました。
 
 しかし、この時既に恐ろしい計画が我々の真後ろで怒っていたとは誰も気がつかなかったのだ。
 キャー!という悲鳴にも似た歓声の後、我々が後ろを振り返ると、
 そこにはやたらとガタイのいいプリキュアキュアサンシャインとかいう)が、
 その場に存在していたのです!
 凍りつく一同。
 その体格から、明らかに180cm近くある身長に、どうみても女の子とはいえない体つきだったのですが、
 コスプレし、かつらを被り、化粧までしてあまつさえスカートを捲り上げて写真に応じるその姿は、
 明らかに女の子だったのです!
 
  icewind「やべーマジ後ろにプリキュアがいるよー」
 
 一人能天気に喜ぶ彼を除き、
 言葉を失った我々はまるで生まれたばかりの赤子のように、
 ただ目と目を合わせて通じ合わせる他なかったのです…。
 
 さて、2次会というか早すぎる新年会も同時開催だったわけですが、
 こちらは打って変わって12人で個室だったので、
 先ほどのプリキュア乱入といったエピソードもなく、
 ただ、粛々と新年を迎えると思われましたが、
 年が変わるかどうかの境目で、坂葉さんとゆめねこさんが
 
  ゆめねこ「毎年新しい技術が出てきて必要そうだと思うけど、HDRとか何に使っていいのかわからない…」
  坂葉「ちんちんの先っちょを光らせればいいんだよ!!HDRでちんちん!」
 
 と大変な会話をしていて、今年は始まりから大変だなぁと思いました。
 後は潜水艦のゲームの話とかあるのですが、まぁなんというか、
 文字ではなかなかあの場の面白さを表現できないと思うのでこんなところで!